My 余生 diary:介護の日々を思い出しながら・・・

施設にお世話になって12年目に亡くなった母の介護の日々を写真とともに懐かしみながら「余生日記」を綴ります

2021年3月のブログ記事

  • 八十の更年期:拒絶

    「八十の更年期」の母の生活介助に通っていたころ、数回非常に強い拒絶にあいました。 ひとつめは、内科医を替えるとき: 母はやや高血圧だったので、だいぶ前から内科医にかかっていました。その母のお気に入りの医師が亡くなって、別の医師にかからなければならなくなりました。いずれにしろわたしが送迎することにな... 続きをみる

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  • 八十の更年期:高齢者鬱・・・?

    よく言われることですが、単なる加齢による物忘れやぼんやり、なのか、「高齢者鬱」や「認知症」などの“病気”なのか、判断するのは素人には無理なこと。医療者でも、専門外であれば難しいと言われているのですから。  母の場合も、かかりつけ医(内科開業医)に相談すると、 「でも、うちに来て話しているとしっかり... 続きをみる

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  • 八十の更年期:変?が増殖

    同じことを繰り返し繰り返し言う 洗顔や身なりにかまわなくなる 湯沸かし器、オーブンレンジなどの使い方がわからなくなる スーパーで同じものをいくつも買い込む 消費期限も賞味期限もわからなくなり冷蔵庫に食品をため込む かかりつけ医からもらった薬を定期的に飲めなくなる などなど数え上げたらキリがない❣「... 続きをみる

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  • 八十の更年期:変?の始まり

     母は、80歳を過ぎたころから「なんか変⁉」が目立つようになりました。  いちばんはっきり感じたのが、同じことを何回も何十回も何百回も❣ ただ、そのときは、それはある決まったこと、でした。  「Sさんたらね、お隣のCさんのお父さんのお葬式にわたしが行かなかったもんで『あんた、どうして来なかったのよ... 続きをみる

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  • 原点 ⅱ

    2008/07/06 先日、キャノンの講習会のことを書きました。 義父の写真といっしょに持って行った母の写真がこれ。 入所して5ヶ月、すっかり施設の生活になじみました。 面会の時間がおやつ時間と重なることが多いので、食べてる写真ばっかり❣ 「わたしがしゃべれなくなったり、食べられなくなったらもう“... 続きをみる

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  • 原点

    2008年6月1日 義父です。COPDのため、酸素を入れています。 義父をこちらの施設に連れてきて、その後実母も入所し、ほぼ毎日面会の日々になりました。 やはりこれには多少のストレスがつきもの。 夫が仕事の関係もあってカメラを使っていたのでわたしも見よう見まねでかじり始めました。 面会に行く前に買... 続きをみる

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  • 3日前に

    (2009年6月7日 撮影) 義父です。昨日のブログに少し書きましたが、母より先に施設に入所しました。 義母が急逝し、1年弱ほどヘルパーさんに介助していただきながら独り暮らしをしていましたが、もともと持病があり、本人が在宅に不安を感じて自分からかかりつけ病院に入院。ただ、急性期を過ぎればいつまでも... 続きをみる

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  • 5日目の笑顔

    2011年3月16日 ちょうどいまから10年前のきょう・・・東日本大震災から5日目、やっと母に逢いに行くことができました。 気になりながらも施設に電話は繋がらない。すぐにも顔を見に行きたい。 わたしたちはなんとか避難しなくてすんだもののうちの中はぐちゃぐちゃだし、ライフラインは途絶えたまま、ガソリ... 続きをみる

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  • 初めての誕生日

    2008年6月8日  母をこちらの施設に連れてきたのが2008年2月。なにしろいろいろあってだますようにして連れてきたのですったもんだ❣ありまして・・・ま、これらについてはまた後ほど書きましょう。  ただ、結構大変な思いをしたわりにはすぐになじんでくれました。これが、施設で母を撮った写真のはじまり... 続きをみる

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  • はじめまして

    「あなたがおなかにいるってわかったときはほんとにうれしかったわぁ~❣ だって11年ぶりのあかちゃんなんだもん・・・」(長兄とは13歳、次兄とは11歳違い) そう言ってくれていた母は、去年5月に天国へ行きました。 このぶんじゃ100どころか120(歳)くらいまでだいじょぶだよね(^^♪ 夫Bや施設の... 続きをみる

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