My 余生 diary:介護の日々を思い出しながら・・・

施設にお世話になって12年目に亡くなった母の介護の日々を写真とともに懐かしみながら「余生日記」を綴ります

デイサービス

こちらの施設入所を回避する代わりに、ヘルパーさんの訪問介助とデイサービスを受け入れた母だったが・・・


デイサービス通所予定日の前日夕方には、施設から
明日はデイサービスのお迎えに上がりますから待っていてくださいね~
と電話を入れてくれていた。
そのときは、
はいはい、よろしくお願いします。
となんの問題もなかった。


しかし当日の朝には
申し訳ありませんが、きょうは都合が悪くなったのでお迎えは結構です。
と母が施設に電話をかける。
週2回の予定だったが、毎回その調子で、結局母はデイサービスには一度も行かずじまいだった。


母の気持ちもわからないではなかったが・・・
この地に移ってきて40年、それでも「よそ者」感覚があり、いろんなサークルなどに参加して楽しんできたようには見えても、心底なじんでいるわけではなかった。
わたしはここの者ではないから・・・」 ほぼこの地で育ったわたしは母のこの言い回しが嫌いだったが、母にはいつもつきまとっていた感覚、だった。
もうそろそろ東京に帰りますのでね・・・」と言いながら。。。


(2008/12/15 撮影)