My 余生 diary:介護の日々を思い出しながら・・・

施設にお世話になって12年目に亡くなった母の介護の日々を写真とともに懐かしみながら「余生日記」を綴ります

はじめまして

あなたがおなかにいるってわかったときはほんとにうれしかったわぁ~❣ だって11年ぶりのあかちゃんなんだもん・・・」(長兄とは13歳、次兄とは11歳違い)


そう言ってくれていた母は、去年5月に天国へ行きました。


このぶんじゃ100どころか120(歳)くらいまでだいじょぶだよね(^^♪
夫Bや施設のスタッフさんたちと笑いあっていたのに次第に老衰が進みました。
去年の春は新型コロナウイルスの影響で面会がだんだん制限されて、4月からはとうとう面会ができなくなりました。


でも、逢えないということは、もっと淋しくて辛いことと思ったけれど、意外とそうでもなかった・・・


わたしってわりと冷めてる? 


かもしれないけれど、施設には洗濯物や母の好きな飲み物食べ物など必需品を毎日届けに通っていたし、スタッフさんたちも母の状況をその都度知られてくれたし、なにより逢えなくても、逢えないからこそ?母がより身近に感じられていつもいっしょにいる気分だったのです。


それまでもほぼ毎日通ってお昼ごはんの介助をして歯磨きやらあれこれ母のそばで過ごしていました。


いつまでもおとなになりきれないような(いい加減すごい“いい年”になってはいるけど)末っ子長女のわたしのことをあれこれ心配してくれていた母が、逢えなくなって50日目
「もうわたしがいなくてもだいじょうぶでしょ? やっていけるわよね⁉」
明け方、そっと旅立ちました。


そんな母に寄り添い過ごした施設での12年間を、撮りためた母の写真を眺めながら懐かしく振り返ろうと思います。


2020年2月11日


2020 年の年が明けたら、熱を出すことが多くなったり少しずつ食欲が落ちてきたり、老衰が進んできました。
この日の後は表情もぼんやりしはじめ、面会時間も短縮されて写真を撮る余裕がなくなりました。
だから、これが最後に撮った母の姿♡