My 余生 diary:介護の日々を思い出しながら・・・

施設にお世話になって12年目に亡くなった母の介護の日々を写真とともに懐かしみながら「余生日記」を綴ります

4月17日 衝突❣

昨日のこと:また夫Buと衝突❣
このごろ多いんだよね。
以前と違って、思ったこと感じたことを飲み込まないでそのまま出してしまうからかな。
別に我慢しなくたってって思うし、思ったことをそのまま口に出してぶつけてしまう。
だって言わなきゃわかんないことだらけでしょ。
何十年のつきあいでも心の中、頭の中は見えないんだから。


リフォームの見積書のことでね、Buはいちいちわたしに?なことを持ち出してくる。
わたしに解決させようとしてるみたいに。
ひとにやらせないで、自分が疑問に思うことは自分で聞いて確かめて納得してよ、ってわたしは思うからそう言ったまでのこと。なんかね、そういう見積書が出ていることをわたしの責任のようにわたしを問いただすように言うからカチン❣ときちゃう。


で、ついつい声を荒げてしまうから、自分でも大人げないなぁと思うんだけどどうしてもね。
そんな衝突の後には必ず、といっていいくらい、Buは持病の腰に痛みが出て、そんな自分が情けなくなるらしくなおさら機嫌が悪くなる。
ただ、昔、若いころのようにお互いにいつまでもダラダラと根気比べのように仲違い状態が続くことはなくなった。まぁふたりしかいないんだから、そこらへんは適当なところで気持ちを入れ替えて、って感じかな。


きっと母も 「あら、あなたたちまたやってるの?」って笑ってるね。母はそういうところすごく上手で、父をうまくコントロールしていたもの。いつまでたっても母のようにはなれない。。。


それで、見積書の件、なにしろ細かく書き出してくれているのはいいのだけれどひとつひとつの項目が素人にはわからない。というわけで、担当さんに電話して読み合わせ=説明の時間を設けてくれるようにお願いした。


ところで、昨日は例の家にお住まいのKさんご夫婦の引っ越しの日だった。
ご主人は90歳とか、ご夫婦でお住まいだったが、だんだん大変になってきたので、市内の別のところにお住まいの息子さんご夫婦のお近くに引っ越されるとのこと。同居ではなさそうだけれど。
先日、契約のときにはご主人と息子さんご夫婦がいらして、ご主人がしっかりとご自分の名前を契約書に書かれた。
母も90歳のころにはまだ自分の名前くらいは書けた、だろうか、ちょっと怪しい。
息子さんは、「しっかりしているように見えてもいろいろとありまして・・・」
そりゃそうだよね、でも、なんといってもまだおふたりとも話はちゃんと通じるし、ご自分の脚で歩かれている、それだけでも素晴らしいこと。


きのうはあいにく雨降りのなかの引っ越し。
そして、けさは新しい環境の中で目が覚めて・・・お年を召してから新しい場所で生活するって慣れるまで大変なこと、エネルギーが必要だし、疲れるはず。お元気でいてほしい。
まだ荷物は残っていて、実際に家を明け渡されるのは早くても連休過ぎ。息子さんご夫婦にとっては、親の家を片付けるわけで、これも大変なこと。
もちろんうちも同じわけで、母の家を片付けて売りに出す。きのうまでの3日間、義姉(=兄の奥さん)が来て母の家の中のものを要・不要の仕分けをして処分の段取りを始めたはず。


車で近所を走っていても、空き家が結構目につく。みなさん、いろんな事情を抱えて、それでもなかなか思い切ることができずに、手をかけられずに、放置せざるを得ない状況にあるのだろう。