My 余生 diary:介護の日々を思い出しながら・・・

施設にお世話になって12年目に亡くなった母の介護の日々を写真とともに懐かしみながら「余生日記」を綴ります

母の家

わたしが自分の家のことでバタバタしている間に、母の家の片付けが進んでいました。 動けない兄とわたしに代わって義姉がひとりで奮闘してくれて・・・ほんとに助かりました。 先日も東京から2泊3日で来て、必要なものと不要なものを選別。 そして、きょうメールが来たら、昨日までのまた2泊3日で来ていたそうで、今回はもう業者さんを呼んで残っていた不用品すべてを回収してもらったとのこと。 作業員6人で、ほぼ半日…

現地チェック&ショールーム見学

リフォーム担当Nくん、おばあさまが亡くなったとのことで忌引き。 そこで、とりあえず「不動産売買の観点」から、営業担当Mさんと現地チェック(4月21日)。 「動産」の中で、何を残してもらうか、という観点で。 物置、濡れ縁、物干し台、下駄箱、これらは確実に。 家屋内にはまだ荷物は残っているが、それらはすべて引き上げてもらう。 外回り・庭は、売主さんご夫婦が高齢になってきていたこと、売却を念頭に置いて…

いろんなことがあって・・・

昨日、「衝突❣」のことを書いたけど、その続き: 見積書読み合わせの時間を作ってくれるように担当Mさんに電話。 リフォームの見積りだから、リフォーム担当Nくんからけさ電話が来て、きょうの午後に時間設定。 ところが、お昼前にリフォーム担当Nくんから電話が来て 「わたくしごとで大変申し訳ないんですが・・・祖父が倒れたのでこれから急遽そちらに向かわなければなのできょうの予定をキャンセル!」とのこと。 詳…

4月17日 衝突❣

昨日のこと:また夫Buと衝突❣ このごろ多いんだよね。 以前と違って、思ったこと感じたことを飲み込まないでそのまま出してしまうからかな。 別に我慢しなくたってって思うし、思ったことをそのまま口に出してぶつけてしまう。 だって言わなきゃわかんないことだらけでしょ。 何十年のつきあいでも心の中、頭の中は見えないんだから。 リフォームの見積書のことでね、Buはいちいちわたしに?なことを持ち出してくる。…

ちょっと変えました

だいぶご無沙汰しているうちすっかり春❣ こちらでも桜はソメイヨシノが終わり、きょうの☂でほぼ散ってしまうでしょう。 とはいえこのところ“花冷え”かうすら寒い日が続いて、残っていた灯油を昨日で使い切りました。 このところバタバタと落ち着かない日々を過ごしてきました。まだしばらくは続きます。このままこのブログを放置するのも気がかり。ちょっと状況が変化したので、合わせてブログのタイトルや中身も変えてい…

八十の更年期:拒絶

「八十の更年期」の母の生活介助に通っていたころ、数回非常に強い拒絶にあいました。 ひとつめは、内科医を替えるとき: 母はやや高血圧だったので、だいぶ前から内科医にかかっていました。その母のお気に入りの医師が亡くなって、別の医師にかからなければならなくなりました。いずれにしろわたしが送迎することになるので、ちょっと遠いけれど高齢者施設もすぐ近くにある公立病院へ連れて行きました。行くときはすんなり行…

八十の更年期:高齢者鬱・・・?

よく言われることですが、単なる加齢による物忘れやぼんやり、なのか、「高齢者鬱」や「認知症」などの“病気”なのか、判断するのは素人には無理なこと。医療者でも、専門外であれば難しいと言われているのですから。  母の場合も、かかりつけ医(内科開業医)に相談すると、 「でも、うちに来て話しているとしっかりしてますよ。そりゃ年相応のところは見られるけど、お年からすれば普通じゃないかなぁ・・・」  もっとも…

八十の更年期:変?が増殖

同じことを繰り返し繰り返し言う 洗顔や身なりにかまわなくなる 湯沸かし器、オーブンレンジなどの使い方がわからなくなる スーパーで同じものをいくつも買い込む 消費期限も賞味期限もわからなくなり冷蔵庫に食品をため込む かかりつけ医からもらった薬を定期的に飲めなくなる などなど数え上げたらキリがない❣「変」 オーブンレンジの使い方は台所の壁に大きな字で貼り紙をした。「牛乳を温める」「パンを焼く」「お惣…

八十の更年期:変?の始まり

 母は、80歳を過ぎたころから「なんか変⁉」が目立つようになりました。  いちばんはっきり感じたのが、同じことを何回も何十回も何百回も❣ ただ、そのときは、それはある決まったこと、でした。  「Sさんたらね、お隣のCさんのお父さんのお葬式にわたしが行かなかったもんで『あんた、どうして来なかったのよ❣』って怒ったのよ。だってわたしはCさんのお父さんはお隣にいっしょに住んでたわけじゃないから会ったこ…

原点 ⅱ

2008/07/06 先日、キャノンの講習会のことを書きました。 義父の写真といっしょに持って行った母の写真がこれ。 入所して5ヶ月、すっかり施設の生活になじみました。 面会の時間がおやつ時間と重なることが多いので、食べてる写真ばっかり❣ 「わたしがしゃべれなくなったり、食べられなくなったらもう“終わり”だからそう思っててね」 独居在宅のころからの母の口癖でした。 おしゃべりは亡くなる数年前には…